どうもこんにちは、ツインズナオキです!!(@twins_naoki)Follow @twins_naoki
この記事はリップル社のチーフクリプトグラファーDavid Schwartz氏による「リップルについて何でも聞いてよ」のまとめを公開します!
このページの目次
- 1 リップルは一般投資家とよく交流する
- 2 5年後のXRPについて
- 3 去年言っていた金融関係でない2社の発表について
- 4 XRPの拡張性や速度について
- 5 銀行以外のパートナーについて
- 6 GooglePayとの協業について
- 7 xRapidにアップグレードする時について
- 8 XRPのXLMに対する優位性について
- 9 xRapidのテストについて
- 10 リップルのスマートコントラクト “Codius” について
- 11 プロダクトのテスト期間について
- 12 XRPの分散化について
- 13 xPoolについて
- 14 注目のブロックチェーンについて
- 15 制裁を受けている団体とのビジネスについて
- 16 シナップルモンさんに感謝の声!
リップルは一般投資家とよく交流する
リップル社は “コミュニケーションを取る会社” です。
例えば、アルゴリズム “Cobalt” 開発のEthan氏(@emacbrough)は、僕らとTwitterで技術的なことを日本語で交流してくれました!
フォロワーは日本人ばかりな状態に成ってますね。今後ツイートに日本語TLを付けるべきかな。
— Ethan MacBrough (@emacbrough) 2018年2月24日
リップル社のアジア担当のエミさん(@emy_wng)も、
Ethanがあっという間に発掘されたw https://t.co/YdJLq629tF
— Emi Yoshikawa (@emy_wng) 2018年2月26日
という反応をくれたりします^^ いつも積極的に情報を日本語で発信してくれます。
こういう交流は日本企業にはなかなかないコミュニケーションの形なので、「個人投資家はリップルを一緒になって育てている」という感覚が持てます。全部闇に包まれているより面白いですよね!
そして今日2月28日朝に「リップルについて何でも聞いてよ」(Ask Me Anything)という質疑応答コーナーが開かれました!
回答をするDavid Schwartz氏はリップル社の “Chief Cryptographer” です。つまりXRPや台帳の設計者の親分ですね。
質疑はもちろん英語なので読むのに苦労するわけですが、今回なんとシナップルモン 🍎Cinnappleさん(@ripple_hodler)が彼の回答をまとめて邦訳をしてくれました!!素晴らしいお方!
許諾も頂いたのでさっそく載せていきたいと思います。リップルの未来が感じられるはずです^^
It’s time for my AMA!https://t.co/E8MY0m8SvG
— David Schwartz (@JoelKatz) 2018年2月27日
5年後のXRPについて
David AMA
Q「今後5年でXRPはどうなってる?」
A「XRPは今後5年で『価値のインターネット』を国際的に決済できるデジタル資産として重要な役割を担っていることだろう。」https://t.co/FIJ2k2zukf— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
去年言っていた金融関係でない2社の発表について
David AMA
Q「去年言ってた2つの会社(non bank household names)ってMGとWUのこと?それともまだリリースされてない?」
A「Yes」コメント「曖昧な返事だな〜」
コメント「彼はプログラマだから。」Orオペレーションが理解できると分かるちょっとしたジョーク。笑https://t.co/EEy9v9P8vb
— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
XRPの拡張性や速度について
David AMA
Q「XRPめっちゃ早いけど、今より更に早くするプランある?」
A「XRPLedgerのオンチェーンスケーラビリティはまだまだ改善すべき点が沢山あるよ。Ethanのコンセンサスメカニズム向上の仕組みは、それらのスケーラビリティ限界を突破するための基礎的な骨組みとなることが期待されている。」— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
銀行以外のパートナーについて
David AMA
Q「銀行以外のパートナーは?例えば小売とか」
A「Ripple自身はXRPでの国際決済の解決のみに集中していくつもり。だけどXRPとXRPLedger自体は他のユースケースにも使用可能。僕たちは開発者や起業家がXRPを利用したアプリケーションを作って欲しいと思ってる。」https://t.co/d5IL6fCJIE— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
GooglePayとの協業について
David AMA
Q「GooglePayとパートナーにならないのー?」
A「僕はそこに対してはコメントできない。消費者やMerchantはRippleNetを利用して国際決済をより効率的に行うことができるのは確かだ。」https://t.co/WxBl9gvCZj— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
xRapidにアップグレードする時について
David AMA
Q「xCurrentやxViaのクライアントがxRapidにアップグレードするプロセスってどんな感じなの?」
A「クッソ簡単やで。それもともと全部くっついて動くよう設計されたもんやから」https://t.co/5pUPdFWT3U— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
XRPのXLMに対する優位性について
David AMA
Q「XRPがXLMより頭ひとつ抜けてる点は?」
A「①AmazingなチームメンバーがフルコミットでXRPのエコシステムを築けた②XRPの明確なユースケースと、その点に一貫した戦略でパートナーを増やせた③パートナーがXRPにビジネス的な価値を見出した」https://t.co/4sP7GzhmFX— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
xRapidのテストについて
David AMA
Q「xRapidのBetaテストって今どんな感じ?」
A「今のところBetaテストのフィードバックはとてもポジティブ。Cuallixはプロダクションに移行することを公式アナウンスしたよね。」https://t.co/SKogbuGNnW— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
リップルのスマートコントラクト “Codius” について
David AMA
Q「CodiusってどうやってXRPの利用に貢献するの?」
A「僕の好きな案を一つ。(ここから意訳です。間違ってるかも→)XRPLedgerにおいて、CodiusでGatewayを作れば、Ledgerネイティブでない現物資産(Bitcoin等)のカウンターパーティリスクを減らせる。」https://t.co/RiHjt2BB6o— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
プロダクトのテスト期間について
David AMA
Q「いつまでBetaテストやってんねん」
A「まだ最初の安定リリースから2ヶ月くらいしか経ってない。企業は送金・支払いのReliabilityハードルがめちゃ高い。沢山の潜在的な例外シナリオをきちんと処理できないといけない。一つのエラーも許容できない」https://t.co/LZRV6ShIUS— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
XRPの分散化について
David AMA
Q「XRPっていつ完全に分散化されるの?」
A「2018年末にはBitcoinやEthereumより分散化(非中央集権化?)されてる予定。XRPLedgerの合意形成プロセスはPoWのようにCentralizedじゃないから(→実質一部のHashPowerを持つ者たちに支配されてるという意味で?)」https://t.co/2RtNgv1s8z— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
xPoolについて
David AMA
Q「xPoolに関して何かない?」
A「xPoolに関しては今はニュースは無いね」コメント「DavidによるxPoolのデモならあるぞ。https://t.co/51r9updQhz」https://t.co/UEfiTIgQyL
— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
注目のブロックチェーンについて
David AMA
Q「注目してるBlockchainプロジェクトってある?」
A「Chronicled。彼らはBlockchainと『Zero Knowledge Proofs』を使って製品のAuthenticity(真正)をトラック(意味不明すぎて翻訳中止)」確かにDavidいる!これは買いか!?https://t.co/SMbLBiRJkZhttps://t.co/UEfiTIgQyL
— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
制裁を受けている団体とのビジネスについて
David AMA
Q「BRICSのような政治的影響(制裁)がある国々のシステムにRippleが採用されることに懸念は?例えばSwift離脱しかけてるロシアがRippleを採用して制裁を迂回するとか」
A「RippleはOFAC規制を受けている国々、それと関連する団体とは一切ビジネスをしない。」https://t.co/UEfiTIyrXl— シナップルモン🍎Cinnapple (@ripple_hodler) 2018年2月28日
シナップルモンさんに感謝の声!
シナップルさん
ありがとうございます英語苦手なので助かりました
m(_ _)m— ぬこ ねこ (@fz600kto) 2018年2月28日
さっすがシナップルモンさん!翻訳ありがとうございます。
— Crypto Msg (@crypt_flat) 2018年2月28日
まとめました!邦訳ありがとうございます^^後ほどアップいたします(^o^)
— ツインズナオキ@リップル図解ブログ (@twins_naoki) 2018年2月28日
いかがでしたか?^^
この「何でも聞いてよ」シリーズは不定期ですがまた行われると思います。
次開かれる時は「協業」や「実稼働」が進んでいるかと思うので、もっと具体的な質問が飛んできそうですね。
シナップルモンさん、ありがとうございました!
次はてにったーさんの邦訳含む「図解・xCurrent」を公開します!