速いですねー!
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今日はスペイン、サンタンデール銀行の「3クリック・40秒国際モバイル決済」について掘り下げていきましょう!
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今までの国際送金は遅くて高かった
サンタンデール銀行が2018年第1四半期にモバイルアプリ決済を実施するというスライドで、「3クリック・40秒国際モバイル決済」について書いていました。
銀行の国際送金は現状「数日かかり、数千円の費用がかかる」のが当たり前です。
その都度手数料が変わったりすることがあるので「全くもって不透明」な送金です。
それがモバイル端末で3クリック、40秒で済ませられるんですから革命的ですよね!
そのページがこれ。
分散台帳技術を使うというこのスライドの中で「Ripple」の文字がしっかり書いてあります。
どんな内容?
サンタンデールのモバイルアプリは、
デジタルウォレット
個人財務マネージャー
” 即日国際決済 “
個人間送金
が機能としてついていて、まず下の4つの国からスタートします。
・スペイン ・ブラジル ・イギリス ・ポーランド
個人的には銀行が出すモバイルウォレットにも惹かれます^^
スタッフ間でアプリを使い「Apple pay」のテストをしていた
なんとサンタンデールのこの銀行のアプリはiPhoneの「Apple pay」を使えるんです!
スタッフの間で18ヶ月のテストをしていたそうです。
– Banco Santander prepares for Q1 roll out of personal payments via Ripple –
リップルCEO・ブラッドガーリングハウスさんもこのテスト成功とリリースに関してツイートしています。
After a successful pilot, @santanderuk is rolling out its @Ripple-powered mobile app to customers this quarter, letting them send money internationally in seconds, with just a few clicks. https://t.co/nezn3GxA9r
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) 2018年2月2日
そもそもサンタンデール銀行って?
F1の「マクラーレン」、「フェラーリ」のスポンサーで、サッカースペイン国内リーグ「リーガ・エスパニョーラ」のスポンサーでもあります。
つまり、非常に財力ある銀行ということですね^^
サンタンデール銀行 (Banco Santander S.A.)は、スペイン・マドリードに本拠を置く、スペイン最大の商業銀行グループ。 -wikipedia-
この銀行が分散台帳技術、特にxCurrentを使って実際に3月までに国際モバイル決済を実現するということです!
サンデール銀行はこのアプリで、個人向け国際決済の「1兆4000億円」という市場を取っていくそうです。
リップルとの深い関わり
かなりリップルと親密な関係なんです。
というのもサンタンデール銀行はリップルの「RippleNet」を導入するお客さんの中でも「こんなふうに導入するといいよ!」とアドバイスをするリーダー的立ち位置にいるんです。
Ripple Netへ参加を促す組織は「RippleNet Advisory Board」(旧GPSG)と呼ばれ、日本は三菱東京UFJ銀行も任されています。
標準的な取引条件を策定して他行もこれから導入しやすいようにしたんですね。
リップルやサンタンデール銀行などは長い期間かけて信頼を構築し、何度もテストをしてきたわけです。
これなら他の銀行もノウハウを直接受けるので参加銀行が増えていきますね。
サンタンデール銀行がモバイルアプリで世界中に衝撃を起こしたらますますネットワークは広がります!
日本でもRCクラウドで進む「国際モバイル決済」
RCクラウドは、
即時に着金
一つの共通アプリで送金が完結する
QRコードや電話番号で決済可能になる
送金手数料が激安になる可能性
アジア旅行はスマホ一つで支払えて両替いらずの可能性
池上彰さんの特番で紹介→リップル注目→XRP価格上昇
でしたね!
日本の場合はSBIリップルアジアの元、多数の銀行が集まり「共通アプリ」を作るので、利便性で言うとサンタンデール銀行のアプリを超えるかもしれません!